キャシー

グッドフェローズのキャシーのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
4.2
実話に基づいた話だが、99%本当の話らしい。“俺は大統領よりもギャングになりたかった”少年の頃からギャングに憧れ、その仲間入りを果たした一人の男ヘンリー(レイリオッタ)の波瀾に満ちた半生を描いた映画。冒頭から殺しありーの、過去にさかのぼりーの、テンポがよく目が離せない。BGMも最高。友情あり、上辺の付き合いや気に入らなければ殺しあり、人間くささも描かれていて一つ一つのシーンが凝っていて釘付け。ヘンリーと恋人のカレンのナレーターが入り物語が進んでくが、斬新で飽きない。ジョニー(ロバートデニーロ)は脇役のはずなのに、あのオーラと悪者加減は主役並み。役に似合わず結構ビビりなのね。まぁ、レストランに並ばず裏口から入り、最高の席を用意するとか、そりゃかっこええよ〜ギャング、マフィアは憧れだろうが、結局は凡人万歳。主役のヘンリーはそんなこと一つも思ってないだろうが。145分あっちゅーまでした。最後にアメリカ映画名作ランキングのギャング編で“グッドフェローズ”はゴッドファーザーに次いで2位だったそう。