新文芸坐で観てきたので再レビュー
とってもおしゃれで最高にクールなオープニング。何度見ても鳥肌が立つ。
「パルプ・フィクション」が後にガッツリとオマージュ。似すぎてて笑った。
選曲センスが神がかってる。オープニングしかり、ヘンリーとカレンのディナーで流れる「then he kissed me」しかり。
極めつけはピンクのキャデラックから死体が見つかるシーンで流れるあの「layla」。普通この曲流さないでしょ。センスの塊。
人から人へと流れるようなカメラワークがとても特徴的。上手い撮り方をするなぁ。
たまに一人称視点になるのも特徴的。登場人物が自分にダイレクトにアクションをしてくるから不思議な感じ。
スコセッシが描くクライムシーンは本当にかっこいい。軽い調子でこってりヴァイオレンスをかましてくる。目が釘付け。
これまでのギャング映画を塗り替えた傑作といっても過言では無い。こんなに歯切れが良いギャングものはこの時代そうない。