kazya1129

ソラニンのkazya1129のレビュー・感想・評価

ソラニン(2010年製作の映画)
4.0
おしゃれ漫画の実写化(笑)。 といっても原作知らないんですが。そういえば原作見ないで実写映画見るの久しぶりだったかも。
以前ラジオで加藤役で出演するサンボマスターの近藤洋一が宣伝してたんでみることに。宮崎あおいも好きだし。 
見てみると意外とよかったです。時間は2時間ちょいとちょっと長いかと思ったんですが、なんか「だらっと」見れてそんなに苦にならない。 
大学卒業後、同棲生活をしている芽衣子と種田。OLとして働く芽衣子だが、自分が何のために働いているのかに悩む日々。遂に辞表を出し仕事をやめてしまう。一方種田はバイトの傍ら大学時代の友人、加藤とビリーと共にバンドの練習を続けていた。ある日、芽衣子に何故音楽に本気で取り組もうとしないのかと聞かれ、認められないことを怖がっているといわれる。 種田はその言葉に発起し、ソラニンという曲をレコーディングするのだった。 
とりあえず芽衣子はおいといて、種田かわいい。というか高良かわいい。ひとつひとつの仕草がなんかかわいいぞコノヤロウ。草食系っぽいけどきっちり男らしいとこは男らしいし。加藤との電車のシーンとかいいすね。 
あとビリーいいやつ。キャラもなんかいいなぁ。これが原作にあるものなのか、桐谷自身のものなのかはわかんないけど。芽衣子をひそかに好きそう。そういえば桐谷はBECKもVo.千葉役で出演します。今回のドラマ役もかっこよかったですが、マイクパフォーマンスもいいです。 
加藤もいいキャラですね。アイいわく普通のヒト。でもなんか女運いい感じがするなってキャラです。デブがベース弾いてますが何か? 
なんかおしゃれなだらっと恋愛ものみたいな。基本的に何かが解決したようなオワリではないんですが爽やかさでなんかいい話だったなと思える作品。若干芽衣子ウザイというとこもなくもないけど(個人的に)。 ラストのライブシーンはもうちょっとちゃんと聞かせてもよかったんじゃないかと。でも ASIAN KUNG-FU GENERATION に比べるとやっぱ声が細いというか綺麗な感じがして物足りないか。 まぁさらっと見れるし画が綺麗なんで意外とオススメの作品です。
kazya1129

kazya1129