映画のポセイドン

ヒミズの映画のポセイドンのレビュー・感想・評価

ヒミズ(2011年製作の映画)
4.5
俺には分かる。なんでも分かる。自分以外のことは全て。
自分が何者で、何になれるのか。我武者羅に今を生きて、挫折して、死にたくなって、それでも生きて。そうやって自分のことも知っていくことが大切だと思った。
また、そんな主人公を一途に愛せる彼女も素敵な人間性を持った人だと思う。

主人公らは中学生だという設定ですが、哲学的な言動が多く違和感を感じる箇所もありました。しかし、園子温監督の変に遠回しに来るのではなく、ストレートな言葉使いが最高に好きです。