たてぃ

ペーパーバード 幸せは翼にのってのたてぃのレビュー・感想・評価

4.1
スペイン内戦を扱い主人公が子供、という作品は既にいくつか観ましたが(蝶の舌、パンズ・ラビリンス、ミツバチのささやき…etc)、今回も泣かされました。

内戦で妻子を失った喜劇役者と戦争孤児(親は行方不明)になった少年との出会いから…師匠と弟子→友人→親子のような関係になっていく話。(最初は「ガキなんかと住みたかねーよ」とまで言ってたのにw)

ヒューマンドラマですが、サスペンスの要素もあって飽きませんでした。また、当時の独裁政権下でフランコを茶化す歌を主人公が歌った所は見どころの一つでしょうねぇ(内戦中に共和国側で戦っていたと察することが出来ます)。

最後に、この作品を観て「ミエルダ(Mierda)」というスペイン語の単語を覚えた方も多いでしょうねw…
たてぃ

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