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オール・ザット・ジャズのryoのレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
3.5
華やかなブロードウェイの舞台とは違い、主人公のジョー・ギデオンは泥臭く荒れた生活を送りながらショーの製作を行っていた。朝起きて覚せい剤、目薬をキメ、ショーの製作中も女と寝る。そんなある時倒れてしまい、病院での生活を送るなかジョーは自分の人生を回顧し始める。

まず「ジャズ」の話ではなく、ミュージカル。これから見る人は注意。
全編にわたって夢か現実か分からないような感じ。
ちょっと前半が退屈だったかな‥。
いまいち人物関係も把握しきれなかった。
途中の娘が家の中で踊るシーンが可愛らしくてよかった。

死ぬことを受け入れたジョーが最後にステージに立つ。まさに人生の集大成のショーで、吹っ切れたような感じで素晴らしかった。死ぬときって意外とあんな感じなのかも。
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