こういうテイスト、若い頃は貪るようにして観ていた記憶があるんだけど。今改めて観返してみると何ら共感を覚えないんだわね。それは昔の自分の感性にたいしてもそうなだけどさ。そういう発見ってなんか寂しいわね。
松田優作はここら辺の芝居をコピーしていたのよね。台詞回しとか声の出し方とか。これって優作さんが主演でも成り立っちゃうんじゃないかしら、と思うくらいよね。
この頃ってホントに良い時代だったんだろうね。勝新さんに石原プロ、建さんに世界の三船…etc.。面子だけでも凄いよね。ゴキブリ刑事とかってタイトルの映画があったりする時代。確かに日本映画のオリジナリティがあったのよね、ある意味で。
因みに芳雄さんは私的にはシンガー原田芳雄の方が好きだったりする。