その昔、映画館ではなく幼稚園の部屋の中で見た記憶がうっすらとあり、制作年代から今作だと狙いをつけて観たが、どうも違うようだ。
記憶の中だとモノクロ作品で、なぜか怖かったと言う感情だけを憶えている。
サイボーグ化された体の中の絵を憶えているがこれは今作でも出てきた。でもちょっと違う。
この絵が怖かったのか手術をするシーンがそうなのか？それとも映画の為に暗幕を張った暗い部屋が怖かったのか。今となっては分からないのが残念だ。
作品は当時のアニメを思い出させる懐かしい味。作画の崩壊の仕方が豪快で楽しい。
TVより先に劇場版が出来たようで、原作漫画がちょうどブラックゴーストを倒した時期にあわせたのだろうか。
一時間と言う短い尺にストーリーを無理矢理詰め込んだ感じはするが、日本アニメの黎明期を感じる事が出来る作品。
