このレビューはネタバレを含みます
2022.123 *210
3作目まで来ると、五右衛門もだいぶ闇落ちしてる。
『忍びの者』シリーズの特徴として身体的な残酷描写が挙げられるけど、一方で本作中盤の切腹シーンでは傷も首が刎ねられる様子も一切見せてこない。
なんでも残酷にすればいいってわけじゃない!という意図を感じる…
秀吉の居室に苦労して潜入したのに殺さず病死させる、という結末もちょっと新しい。
ラスト、霧の中に消える五右衛門
→次作で霧隠才蔵として登場
この流れもちょっとかっこいい
撮影 今井ひろし
音楽 渡辺宙明
擬斗 楠本栄一