Gocta

神々の深き欲望のGoctaのレビュー・感想・評価

神々の深き欲望(1968年製作の映画)
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伝統的価値観・因習の強く残る島を舞台に、過去の経緯から村八分のようになっている家の人々、製糖工場への給水工事のためにやって来た技士、そして村長かつ工場長の男を中心に、人間の欲望を描く映画。面白かった。

伝統的な価値観と言いつつも、結局は(神々ではなく)人間の欲望が社会を支配しているということ。村社会では村八分になっている三國連太郎、知的障がいのある沖山秀子の父娘がある意味純粋。稲作、サトウキビ栽培、観光へと変わって行く村も村長を中心とする一部の人間の意思。
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