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コーヒー&シガレッツのArkのレビュー・感想・評価

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)
3.2
2023-22
登場人物がコーヒーを飲んでタバコを吸いながら雑談する11本の短編が1つになった作品。俳優の名前が登場人物の名前になっている。

11本の短編を観ているとき、観客は隣の席に居合わせた客になる。それぞれがなんでもない話をしてるだけの映像を1時間半観るだけなのに、だんだん引き込まれていく不思議。
登場人物の会話からそれぞれの人生が垣間見えるのがおもしろい。

この映画は、元々1986年に人気番組「サタデー・ナイト・クラブ」から1本の短編を依頼されたのが始まりらしい。それが1本目の「変な出会い」。2本目「双子」は1989年、3本目「カリフォルニアのどこかで」は1992年、そのすぐ後に5本目の「ルネ」と6本目の「問題なし」を撮影。4本目「それは命取り」と7本目以降の「いとこ同士」「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」「いとこ同士?」「幻覚」「シャンパン」は2003年に撮影された。

全然知らないけど「カリフォルニアのどこかで」と「幻覚」は豪華共演らしい。「双子」も「いとこ同士?」で名前が出てきたスパイク・リーの弟と妹だとか。
あと「いとこ同士?」で無名俳優を演じたアルフレッド・モリナは、スパイダーマン2でドクター・オクトパスを演じた人らしい。見覚えがある気がしたけど分からなかった(笑)

「それは命取り」の豆のシーンで目を横に引っ張るジェスチャーは差別的だから不愉快だったな。
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