とても良かった
儚く冒頭から叶わぬ純粋な恋
思春期にある気持ちを実際に行動してしまったような映画
現代にこそこういう感情をもつ人が多いと思うし、中学生の頃こういう小説ばかり読んでいた気がする
わたしも昔はこういうことに憧れていた
岩井俊二がリメイクしそうな映画
昔の四ツ谷駅や工場の風景
冒頭の霧のシーン
今のわたしのままこの時代にいければとんでもなく良い写真が撮れるだろう
「良い人ってどんな人?」という問いかけに
お父様が「一生信頼がおけて尊敬できる人」と言っていた
わたしが思っている理想のタイプで恥ずかしくなってしまった
昔の映画の合成ってどうやっているんだろうか、
すごい技術だったんだろうなあ
とにかくたまらなく良かった
純潔なまま、純粋に好きな人と死ねたらそれこそ本当の幸せと言えるんだろう、ただただ若く、わがままで、周りからしたら嫉妬してしまうずるい人間たちだ。嫉妬するなら自分もやれば良いんだろうけど、それこそ若さだよね。