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戦場にかける橋のiPhoneのレビュー・感想・評価

戦場にかける橋(1957年製作の映画)
4.0
現実的な戦争映画だった。この大佐に限らず、日本兵やアメリカ兵、イギリス兵など人種や立場に関わらず良い人は良い人だと強く思った。でも私は日本人だからこそ思うのだが、日本人によくありがちな“日本人は情けがある”や、“戦争での完全なる被害者像”はこの映画を見て早急に捨てるべきであること。ただし、それが全てではなく、あながち戦勝国というのは道徳的ではないということ。そして言うまでもなく、戦争時というのは悲惨で惨たらしいということ。
全然娯楽性がなく、真面目な戦争映画で、汗臭く惨く、面白くはないが、それ以上に価値があってリアリティがあって興味深い映像だった。映画としてあることに価値があると思う。そして本当に見るのは大変だった。
最後も虚しいと悲しいしか残らなかった。
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