戦場にかける橋の作品情報・感想・評価

「戦場にかける橋」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

[ラストが強烈]

 何と言っても、ラストが強烈な印象。橋が遂に完成した思ったら、列車も巻き込んで、全てが破壊され、主要な人物は皆死に至り、幕を閉じる。

 そして、アレック・ギネスのニコルソン大佐の「何のために?」この橋を作り上げたのだ?という叫びも耳に残る。

 ただの戦争映画ではない。デヴィッド・リーンならではだろう。

 イギリス人のアレック・ギネス、アメリカ人のウィリアム・ホールデン、日本人の早川雪州のそれぞれのやり取りも魅せる。アレック・ギネスが、貫こうとするのはなかなか面白いが、早川雪州の斎藤大佐が、後半主張が無くなりしぼんでしまったのが残念。(2017.4.29)
とり

とりの感想・評価

4.0
橋木っ端微塵!アラビアのロレンスに続き流石デヴィッド・リーン御大という名作、道理で途中まで見ていて既視感。アレック・ギネスと早川さん
ゆら

ゆらの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何度目かはわからないけれど先日見たので記録として。
戦争を取り扱った映画は好きなんですが、如何せんスプラッタやディザスタームービー系が苦手なのでもろに戦ってるよりこういったその時代の少しだけ主戦場から外れた場所のお話は大好きです。
最後の虚無感みたいなものも好き。
終わりがわかっていても、何度でも見たい。
勿論毎日見る気分にはならないけれど、数年に一度は見ておきたい作品。
こういう名作をもっと自分の中にストックしていきたいですね。

ここからネタバレ。
私はハピエン能なので、コードが見えてるなら早く切ってほしいのにあのもどかしさ。なぜあそこで、その向きで、あと少しズレていたら、あと少し早く気づいていれば、あと少し早く判断して切っていれば、あの列車に負傷者たちを乗せていなかったら、
色々ともどかしさが尽きません。

逃げた彼が、多少のいざこざがあったとはいえ、善として敵の通行手段及び要人潰しをしに戻る。
しかしその攻撃対象は、敵兵の為ではなく、誇りのために、善として作り上げた橋。

ここが一番個人的に残る部分でした。

更に、一歩外れた所でいい、といった、軍人ではない彼だけが最後に残って全てを理解する。

この、言葉にできない感じ、
名作を的確に表せるほどの語彙力も表現力も持ち合わせていない自分が悔しい。
maco

macoの感想・評価

-
見事に建設された橋が、直後こっぱみじんに爆破されるシーンに、戦争の不条理が重なる。軽快な行進テーマの明るさと戦争捕虜という境遇のギャップもなんだか不気味。
ニコ

ニコの感想・評価

4.0
タイとビルマを結ぶ泰緬鉄道の敷設のために、日本軍の捕虜となり強制労働されるイギリス兵たちの様子を描いたハリウッドの名作。
将校であるアレック・ギネスが、毅然と日本軍の理不尽な仕打ちに立ち向かう姿はカッコよくて男でも惚れます!
(一方、ウィリアム・ホールデンの影は薄いような気がする)
アメリカの戦争映画を観ると毎回胸が痛む
これもそう、日本のなんと下劣な様。これはあくまで戦争の一部でしかないけど、全部を見るには受け止めきれない
戦争は駄目、そう願う人も多いだろうにそれを知っていながら起こってしまう
戦争を無知でいることの愚かさ
na

naの感想・評価

3.5
クワイ河マーチが印象的。
戦争映画だが実際に打ち合っていたり
過激な描写がない。タイトルからもっとドンパチする映画をイメージしてた...
途中長くてやや退屈だがラストは虚しさを感じつつとても印象に残る終わり方
名作と言われているのが少し分かった
abee

abeeの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【2人共イカれてるーーそれともおかしいのはおれか、それとも暑さのせいか…?】

タイトルだけは聞いたことがある、でも観たことはないよね。特にこれだけ古い作品となると、観る機会なんてどんどん失われていく。

ということで、出張中で劇場に「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行こうと思ってたけどすごいしんどいし、ホテルでBS映画鑑賞してからお昼寝しようという干物女丸出しの休日です。

また高橋克実の胡麻麦茶ソングです。「大脱走」といいこの曲は一体なんぞ⁇
調べてみると「ボギー大佐のマーチ」という曲だそうです。

舞台は第2次大戦時のタイとビルマの国境。そこにある日本軍監視下の収容所を仕切っていたサイトウ大佐はバンコクからミャンマーを繋ぐ鉄道が走るための橋の建設を収容されたイギリス軍の捕虜に指示する。イギリス軍のニコルソン大佐は「捕虜であっても将校に労働を強いることは国際法違反」だとして命令を拒否する。拷問を受け、「オーブン」と呼ばれる炎天下の中の独房に入れられても命令を受け入れないニコルソン大佐。指揮官を失ったイギリス軍は橋の建設を始めるが規律が乱れ、橋の建設は一向に進まず、サイトウ大佐は橋完成のためニコルソン大佐と交渉を始める。

なかなか興味深い作品でした。
というのも戦場における兵士の精神状態というものが様々な角度から描かれていたのです。
この物語の主要人物は大きく分けてサイトウ大佐、ニコルソン大佐、アメリカ海軍のシアーズ中佐、イギリス軍の軍医クリプトンの4人。

祖国のために確実に橋の完成を目指すサイトウ大佐。彼の横暴ぶりは常軌を逸しており、収容所を恐怖で支配する様はまさにファシスト。
一方のニコルソン大佐はルールと己のプライドに固執するあまり部下を危険にさらす。更には協力を求めてきたサイトウ大佐に気をよくし、優位に立とうとするばかりか敵兵であることを忘れ妙な仲間意識が芽生える始末。
シアーズ中佐は戦場においていかに楽に生き残るかを考え、身分を偽ったり、日本兵を買収し詐病で入院しようとする。しかも脱走不可能とされた収容所からの脱出に成功するなど並外れた強運の持ち主だが、卑怯者。

そんな戦場という極限状態の中、冷静に物事を見つめていたのが軍医のクリプトン。彼は物語の中では観客の代弁者となる人物。イギリス兵ではあるが収容所内では中立的立場を取り、「橋」からは一定の距離を保つ。

「橋」というものは国交を表すものの比喩としてしばしば使われますが、この作品においてもそのように見えました。この橋の建設を通して日本兵とイギリス兵が協力し合い、最後には分かり合えるのではないかと。
サイトウは橋の建設が難航するに連れて考えを改め、ニコルソンを利用しようと考えます。逆にニコルソンはその機を逃さず収容所において橋建設の主導権を握ることでサイトウより優位に立とうとします。橋の建設が順調に進むに連れて、ニコルソンは橋の完成を自らの功績として残したい願望に駆られ敵軍の興業に手を貸していることを忘れてしまい、最終的には日本軍と妙な仲間意識が芽生え、達成感を共有してしまいます。

これは本来理想なのかも知れません。捕虜と敵軍が同じ目的を持ち達成することでそこに友情が芽生えたら、それは素晴らしい未来へと繋がるのかも知れません。

しかし、橋は脆くも崩れました。
この物語において橋の建設と崩落は一体何を意味するのか。やはり相容れないということなのか。

もっとちゃんと歴史の勉強をすれば良かった…てゆうかこの辺りが世界史では1番好きな時代だったはずなのに忘れた…

ということで、映画を楽しむためにはもっと勉強が必要なのだと再確認した作品となりました。
なかなかの没入感とラストのいい感じの虚無感。さすがの名作でした。
BSでやっていて何回か見たけど、またまた見てしまいました👍
大昔の映画、時代は戦争下の話やけど内容は戦争とは少し違い個々の人間ドラマが詰まってます🧐
日本・英国・米国の軍人が自分達の立場を時には非情に時には友情に時には感情にと場面々で見事に描いています🎬
この映画にはアジア初のハリウッドスター早川雪洲やアカデミー主演男優賞のアレックス・ギネスが出演しており時代や長さを差し引いても素晴らしい映画です(人により好き嫌いはあると思いますが)🎉
また、音楽もよく耳にする「クワイ河マーチ」俗にいう「ボギー大佐」が流れ軽やかで心地よい〜運動会を思い出しますわ🏳️‍🌈
fishii

fishiiの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

日本軍…悪者なんで…ちょっと苦しい雰囲気の中観ました。口笛のマーチが印象的です。

2人の大佐は、互いに意志が強く意地な張り合い!

名言
戦争は狂気だ…
by軍医
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