ちゃーちゃん

秒速5センチメートルのちゃーちゃんのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
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まず感じたことは、大事なものって大事やからこそポケットとかに入れがちでそれゆえに無くしがちってこと。いつでも存在を確認できて安心できるけど、それは大事にしてるってこととは違う。多分。この報われなさ。なんなん。見終わってからなにも手につかないレベルの虚無感。最後の踏み切り、最初の踏み切りと一緒なんか。あの長すぎる電車。ただの「なんにもない」状態そのもの。秒速5センチメートルが遅いのか早いのかはわからないけど確かに進んでる。そういう話。