3つの短編により構成されている。第１話は、小学校の仲のいい貴樹と明里の話。明里が栃木に転校し中学では離ればなれになってしまうが手紙のやり取りをし、貴樹は栃木まで明里に会いに行く。
第2話は、鹿児島の離島に転校した貴樹に片想いをする花苗の話。
第３話は、貴樹が社会人になっておりSEとして働いている。人生になにか行き詰まり、付き合っていた彼女とも別れ仕事も辞めてしまう。一方、明里は婚約し結婚を控えている。ある日、貴樹は女性とすれ違い、何かを感じ振り返る。
貴樹の人生になんだか救いのようなものがなく、病的で暗い気持ちになるかな
