郁哉サム

秒速5センチメートルの郁哉サムのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
3.8
昔、DVDで観てまた観る。

【学生時代に恋をしたなら分からなくもない】
明里が亡霊説が濃厚だが、
だとするならば貴樹はかなりヤバい泥沼に浸かった事だろう。ただ、小説として作った為か
何となく"純文学×アニメ"の匂いがした。

【"君の名は。"の前に作られた一味違うバッドエンド作品】
新開監督は女々しくてナルシスト。
恋愛体質でない人ならば、
え、それで仕事まで辞めるの?(笑)
って考えるくらいの事である。

【秒速5センチメートルの意味】
桜の落ちるスピードだけどその桜の意味。
桜=青春=初恋
現実の花苗よりも、フィギュアの明里
完全に初恋で人生オワターな人の物語。
ラストの山崎まさよしの曲がトドメを刺す。
郁哉サム

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