RainPoter

サイダーハウス・ルールのRainPoterのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
4.3
自分の居場所を探す旅へ…

"おやすみ メイン州の王子とニューイングランドの王たち"
この言葉は孤児院の医師であるラーチ先生が子供たちを夜寝かしつけるときに毎晩かける言葉です。何気ないこの言葉、最後とても愛に溢れる言葉であることに気付かされることでしょう。

この作品は凄い… 今年1番の感動作でした。こんなに素晴らしい作品なのに鑑賞数が少ないのが本当に不思議です。
孤児院、妊娠中絶、戦争など重いテーマを扱っていますが、愛に溢れる作品でラストも希望を持たせてくれます。さらに題名に込められたメッセージにも考えさせられます。キャラクター性も最高!子供たちが絡む物語ってなんか泣けるんだよなぁ😭

「あ〜なんて温かい映画なんだ…」と思わせてくれる要因として音楽も挙げられます。とにかくこのテーマ曲は一度聴いたら忘れられないでしょう。時々思い出して涙が込み上げてくるかも🥲

<物語>
孤児院生まれの青年を主人公に、彼がさまざまな経験を通し成長してゆく姿を温かな視点で描く感動作!20世紀半ばのアメリカ。田舎町の孤児院で、堕胎を専門とする産婦人科医ラーチに育てられたホーマー。成長し、彼の助手として手伝いをしていた彼は、やがて自立して孤児院を去ってゆく…

とても素晴らしい作品に出会えました☃
RainPoter

RainPoter