ビョーキノオタク

殺しの烙印のビョーキノオタクのレビュー・感想・評価

殺しの烙印(1967年製作の映画)
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米の炊ける匂いが好きな殺し屋の宍戸錠。
役作りのために頬にシリコン注射してふてぶてしい顔にしたらしいけど、不自然すぎて慣れるまでは画面に映るたびに笑ってしまう。

鈴木清順監督が独特のセンスを持つことは知っているので、殺しの後に窓から気球で逃げるシーンとか、真面目なのか笑わせようとしているのか絶妙な塩梅が奥ゆかしい。