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晩春のRのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
3.8
結婚の悲しい側面が描かれてる
どこかのだれかに嫁ぐということはずっと一緒に過ごしてきた親とはお別れするということ
親離れする娘と子離れする父親の哀愁
それから発端になったおせっかいおばさん
全部の登場人物がいい味出してる〜

父親としては娘は結婚して幸せになってほしいと思うけど娘は父親が1人で生活できるか心配だし一緒にいたいと思う。父親は結婚する幸せを説くけれども、、、

戦後数年の作品だけあって今と結婚観違うけどおもしろい。こういう作品は現代では作れないだろうなぁ

あったかい家族を主軸にするけど現実的な面を決してボカしたりしない小津作品だいすきだ…

紀子三部作残すは「麦秋」のみ!
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