箱庭のような映画。
あるべきものが、あるべきところにある気持ちよさ。本来、家庭生活や旅先での風景にないはずだがこの映画にはある。きっちりハマった構図。そこにある人や物の位置。玄関から常に同じところか…
全体益に寄与しない原節子は徹底的に矯正されていく。結婚というものをちょっと考える。目が死んでいるってフレーズは擦られてるけどこの原節子は本当かもって思う。
大筋とは関係ない会話だったりが映画の魅力…
原節子の「上手な笑顔」の演技が上手で、口角は上がっているのに何かを押し殺しているような感じがする。
娘を愛しているからこそ手放そうとする親心の哀愁が、ラストのリンゴを剥いて俯く笠智衆のシーンで爆発…
UNEXTで見た。
とんでもない作品を見てしまった感覚が残っている。それは映像の質感や画面の構図といった物質性に起因するものでありながら、父と娘の禁断的な関係がナチュラルに表出しているフィクション性…
暮れゆく春の、死についての映画なんだ、と思った。いつまでも続いてほしい幸せは、時の重みに押しつぶされる。
映画を通して印象的な「貼り付けたような笑顔」は、輝かしい日々を演出する蝋装飾のようで、すご…
小津監督作品。父と娘の愛と別れというシンプルで普遍的な物語。
2作品見て、ファッション、ヘアスタイル、佇まいや価値観の端々から祖父母を思い出すような懐かしさを覚えた。
小津作品は昭和の美意識や家…