父への執着的な愛を見せる原節子の歪んだ表情が秀逸。小津安二郎映画らしく、いつも通り父と娘、娘を嫁に送る父の哀愁を描くが今作は他作と比べると異質。のどかな光景に潜む狂気と不気味さ。その奇怪さは、父の後…
>>続きを読む結婚に葛藤する娘と彼女を送り出す父親を描く。
『東京物語』の四年前の作品で、小津×原節子の初タッグ作。
とんでもなく面白い映画。
小津の傾向として、一般市民や貧困層などの慎ましい生活を…
あなたが、もしも私のお父さんだっら、たぶんお嫁に行けないと思う。ある女性から、そんなふうに言われたことのある僕にとって、普遍性を云々(うんぬん)する前に、この映画は他人事ではないところがある。
そ…
小津安二郎2作目を観る
母と視聴
娘が父に依存してしまっている話
原節子の名演が光る
笠智衆のあどけない演技もいい
婚約者の相手を映さないところが粋
劇中の雰囲気が80年前のものとは思えないほど…
どこか不気味で独特な雰囲気がある作品
なによりも原節子の怒りの顔に痺れた
ものすごく怖い
この空気にスパイスを与えてくれる
杉村春子の存在感!
所作が美しく、コミカルなシーンも最高
京都・能・茶…
濱口竜介監督の分析を読んであらためて観直してみたが大変面白く、学生時代にもっときちんと観ておけばよかったと少し反省。
結婚とは、新しい夫婦が新しい人生を始めるもの。何年も努めてはじめて、幸せが生ま…
親孝行娘すぎて…健気だなあ
最後のお父さんとの会話のシーンで、
「わがまま言ってごめんなさい」
と言いながら泣くところは胸を締め付けられた
「結婚は人生の墓場」というセリフが劇中に登場しているこ…