生まれつきの箱が大好きな箱入り娘が、幸せになりなさいと強烈に手を引かれる。
結婚こそが女の幸せだという揺るがない価値観。
親との暮らしで得られる幸せしか知らない紀子は、それでも今の生活が最高だと信…
ゆるふわファザコン娘(原節子)の父離れ譚。能の帰り道だけ(多分)唯一フィクスでなくドリーカットが使われてて文字通り”動揺”が表されてるのおしゃれすぎるな。全く奇を衒わない親子話だけど脚本がちょうど良…
>>続きを読む(当時としては)遅めの結婚を控えた女性と父親の物語、のはずなんだけど。
セリフだけを追えばそのように見える。撮影だけ追ってもそのように見える。
でもそれを合わせて見た時の微妙なズレ。そこに原節子扮す…
『東京物語』では舅と義理の娘だった笠智衆と原節子が、親子を演じる。
京都での旅館の夜。
「精神的近親相姦の暗示」とも言われてるらしい。
確かに妙な艶かしさを感じる。
ラストの林檎の皮剥きは、名シーン…
見るためには戦後4年で53歳でも
「もう先がないから」
という時代の考えに頭をチューンしないといけない
そんな中で、今だとアダルトチルドレンにカテゴライズされる女が
家庭を離れる=世界の喪失
とい…
妻を亡くした曾宮周吉(笠智衆)は娘の紀子(原節子)と鎌倉で二人暮らしをしていた。紀子は縁談があっても、父との暮らしに幸せを感じ、興味を示さなかった。しかし、周吉の再婚話を耳にした紀子は、ショックを受…
>>続きを読む濱口竜介の書籍を読んで、見なければと思い鑑賞。こんな素晴らしい映画を観てなかったことに後悔。出会えて良かった
台詞が軽快さと簡素さを伴わせつつ意味合いが非常に強い言葉がチョイスされてて、無駄のなさ…
能舞台の長回しやらお茶会やら京都・鎌倉ののんびりとした風景が静的すぎるからか、紀子の感情豊かさがやたらと目に入る
そのせいで笠智衆の感情の起伏があまり感じ取れないふうに感じたけれど、最後のりんごの皮…
あなたが、もしも私のお父さんだっら、たぶんお嫁に行けないと思う。ある女性から、そんなふうに言われたことのある僕にとって、普遍性を云々(うんぬん)する前に、この映画は他人事ではないところがある。
そ…
2026年最初の映画は小津安二郎監督作品にしました。
母を亡くし、自身も病気を患っていたために27歳になっても独身の主人公 紀子は父と二人暮らしをしています。
紀子自身は父との生活に特に不満を感じ…