EmiDebu

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIEのEmiDebuのレビュー・感想・評価

2.0
小学生の時、毎週ジャンプを買っていて、ああいう漫画雑誌って全部読む人は珍しくて読みたい作品がいくつかあるだけである。自分にとってその一つがピューと吹くジャガーというギャグ漫画であった。その後も単行本を買い、今では家に全巻揃っている。
一応ストーリーは、笛職人を父に持つピヨ彦がギタリストを目指しガリプロに入学するのだがジャガーさんに捕まってふえ科に入らされるというものだけ。基本的に1話完結でその1話も7ページくらい。すごく短い。
この映画は、その原作のシーンを所々映像化しつつオリジナルのストーリーを展開していく。
そもそもピューと吹くジャガー自体が、そんなに真剣な映画ではなく、これを映画化したといって、必死に考察する方が馬鹿らしい。それこそが良さであって、これを観る人も寛大な心で、このゆるゆる感こそジャガーさんらしいなぁという、下らなくてなんぼくらいの映画なのである。
原作にもあったが一番好きなシーンは、歯ぎしりと床ずれと私という笛を叩くだけの曲のシーンである
EmiDebu

EmiDebu