リトル・ミス・サンシャイン・コンテストはグロテスクだった。
少女表現の発達した日本のアニメや漫画はしばしば海外からペドだ、児ポだと批判されてるし、その言い分はもっともな面もあると思う。
だけど、肌をスプレーで小麦色に塗られたうえ、口角の上げ方マックスで雑技団的な芸を披露する少女とそれを本気で応援する家族っていうコンテスト型の少女の消費の仕方もなかなかおぞましい。
人生は多かれ少なかれ残念なものだから、一緒に喜んで一緒に悩んでくれる人がいるかどうかが大事というメッセージ、なるほど。自分は将来あの黄色いバスに乗っていられるだろうか。
