だいふく

ハンニバル・ライジングのだいふくのレビュー・感想・評価

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)
3.5
シリーズものとして観なければそれなりの面白さはある。シリーズものとして観るなら3.0、ファンの感想は二分するのではないかといった感想。

ただ、こんなことがあったから、あのレクター博士になったとは繋がらないような気がしてならない。
レクター博士はそんな浅い人であって欲しくなかった、という個人的な希望。
逆に、レクター博士ですら復讐に囚われたことから始まったと思えば、博士の人間の部分を垣間見ることが出来て良いのかもしれない。

日本の要素はとりあえず要らなかったのではないだろうか。羊たちの沈黙やハンニバルで、日本の要素なんて1つでも出てきたかしら。前シリーズを最近観た自分ですら思い出せないくらい、今作で表現していた日本の要素は前作までで出ていなかったと思う。
海外勢の日本刀かっこいい!がやりたかっただけというなら、まあ良いんじゃないかな。
この日本要素いらないという感想も、シリーズものとして観るなら…の感想になるから、今作だけを観るならあってもなくてもいいや。

とにかく、あのかっこいいレクター博士の過去としては物足りなかった印象。
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