「月とキャベツ」
監督 篠崎哲雄
出演 山崎まさよし 真田麻垂美
映画って、「あぁ、この画は、いい画だな」と一つ二つ思うところがある。それが、普通で。
でも、これは、画が、全部いい。
全部の画がいい画って
どういうこっちゃ
最初のシーン、キャベツ畑や紙が散らばってるなかに主人公火花がねっころがってる構図、
すごくよかった。構図や絵にこだわる監督は、だいたい最初のシーンにかなりインパクトあるいは力を入れている、というのがだんだんわかってきた。と思う。たぶん。おそらく。
こういうラブストーリーが、私は大好物なのですが、今のピュアラブストーリーってのは、ちょっと見る気がしない気がしていて。やらしいというか、宣伝が。美男子メインというか。いや、山崎まさよしはかっこよかったが。
もしかしたら、ピュアラブストーリーの、走りなのかもなって思った。
「月とキャベツ」は、音楽が、ワンモアタイムワンモアチャンスが、めちゃめちゃいい曲で、この映画のために作られたのだと知らなくて。
この映画のために作られたのだから、当然マッチするわけで。
いやー、ほろりとしてしまった。これから、夏本番なので、これからの時期オススメの一本ですね。
そして、若かりし山崎まさよしは、芝居が以外とできてた。
あと、いつかきっと「鼓動は正常である」やりたい。