azumino

ゾンビーノのazuminoのレビュー・感想・評価

ゾンビーノ(2006年製作の映画)
3.0
ゾンビものの中では極めて
「優等生」な作品。

撮影技術、美術やセット、音楽。
どれをとっても良くできてます。
良くできすぎてます。

綺麗に仕上がりすぎているので、ホラーやカルト好き、ロメロ等の往年のゾンビファンの方などは特に見る必要もないかと。

ストーリーは大気汚染の影響で死者がゾンビ化した世界。「ゾンビ戦争」の後、ゾムコン社が開発したゾンビを拘束する首輪によって人間はゾンビを飼う事に成功する。

今やゾンビを飼うことは、社会的ステータスになっていることもあり、ティミーの家にも新しくゾンビを飼う事になったが‥‥。




ポップな彩色にクラシックな音楽。
世界観はよく作られていて、設定の破綻も見られずすんなり話が入ってきます。

特に導入部分は簡潔にわかり易く世界観を伝えているため、よかったのですが‥‥


正直期待してしまっただけに残念です。

良くも悪くも、ホラー映画の「ゾンビもの」というジャンルではなく、「ゾンビ」という「設定」ありきの映画です。
悪くいえば(これ面白いんじゃないかという)設定から入ってそれだけで走っているとも。

ちなみにTSUTAYAではコメディの棚にありますがあまり笑える要素もなくブラックジョークなどもライトな感じ。


良い点は、
1・見やすい
2・ファッションや車がおしゃれ
3・TSUTAYAがコメディの棚に置いたこと


毒をもって毒を制す。
どうせの毒(ゾンビもの)なら殺せる量にしてくれよ。
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