まぁ

春にして君を想う/ミッシング・エンジェルのまぁのレビュー・感想・評価

4.0
「あの月は、昔見た月と同じなの?」
「囚人みたいに扱わないで」
グサっと心にきた台詞…

人生最期の場所は、自分で決めたい…
自分らしく、人生を終えたい…

妻に先立たれた老人…
娘家族には疎まれ…
老人ホームに入る…
そこで再会した幼馴染の女性…
…2人は恋仲ではなかったと思うけれど…
(…若い時は…想い合っていたのかもしれない…←追記)
2人の想いは…同じだった…

妻を愛し…2人で歩んだ人生…
「時計の音」が…無情に感じる…

彼は…幸せだったかな…
幸せ…だったよね…
…と…自分に言い聞かせる…

…近所に住む80歳の女性と親しくさせて頂いているけれど…
私が「これからの人生をどう生きるか、考えます」と話すと
その方は「私はどう死のうか、考えるわ」と…仰る…
ご主人を亡くしている、人生の先輩…
この作品を観ながら…
その方の事が…頭に浮かんだ…

良作…(涙)
まぁ

まぁ