最近真田広之さんにはまり、小さい頃に見たきりの陰陽師も手を出すことに。
記憶に残っていたよりも、諸々の造形(橋のしたの死体、呪に犯された赤ちゃん他)がグロテスクなものが多くビックリしました。
というか記憶に残っていたのが、終盤にある安倍晴明の舞のシーンだけだったので、色々再発見です。
造形物がかなりグロテスクなわりには、刀で切りつけるところや傷口を見せないなど、配慮の仕方が絶妙に意味がわからず…傷隠すなら造形もちょっと手を抜いてよ!!と思うくらいでした。
原作はあるものの、真田さん演じる道尊が映画オリジナルだったり、原作読んでないと唐突すぎるものがあったりと、ちょっと不親切設定。
そのオリジナルキャラである道尊が帝を恨む理由もあやふやですし…
しかし2001年…今から13年も前の作品なのにCGがとても丁寧で、見ていて嬉しかったです。
壁をすり抜けたりなんだりのCGがすごく好きです。
内容としては前にも書いた通り原作読んでないと納得できないところもあるのですが、なかなか面白い。
怖いものだけでなく、男女の愛情だの友情だの色々な情が詰め込まれているんですが、それが綺麗に収まっているのが好感が持てます。
後半急に清明が博雅に懐いた感はありますが、それ以外は綺麗に収まっていますw
真田さん目的で見たんですが、この監督だいぶ真田さん好きなんじゃね?と思うくらいには真田さん推しでした。
真田さんのセリフでBGM使わせなかったり、雨に濡れてる真田さんいたり。
清明役の野村萬斎や、博雅役の伊藤英明よりも少し頭出るくらいの待遇っぷり。
敵なのに…w
昔の作品だし楽しめるかな…と思っていましたが、今見てもなかなかに面白くかったです。
2の方も見直したくなりました。
これも一場面しか記憶に残ってないのでw