わち

真実の行方のわちのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
2.8
大司教の惨殺事件の犯人とその弁護士を描いた映画。
エドワード・ノートンのデビュー作で、評判もいい映画だったが、弁護側検察側の巧みな応酬やその裏事情やヤメ検と検察との元恋人の関係、さらには側精神鑑定の曖昧さや胸の傷の謎や、ちょっとテーマが散漫としていて結局何の映画だったっけ?となってしまった。結末も唐突でありながらも予測の範囲内で、少し期待はずれだったかな。
ただ、ノートンの振れ幅のある演技は素晴らしくて、この後の主演作での役柄へ起用されるのも納得。
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