冬眠くまちゃん

コレリ大尉のマンドリンの冬眠くまちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

コレリ大尉のマンドリン(2001年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

私はマンドリン同好会に属していた人間なので、『マンドリン』という文字に反応して借りてきた。劇中音楽がマンドリンだらけでその点は素敵。

戦時中とはいえマンドリンの扱い雑……ネック折れそう(^ω^)
演奏そんなに上手じゃないあたり、趣味を楽しんでるなーってかんじ。音楽を楽しんで何が悪い!というスタンスは素敵というか、当時そう思えていたことはもしかしたらすごいのかもしれない。
オペラ同好会が海辺で女と歌う様子は愉快で素敵。絵になる。ドイツ兵に「ランク(階級)は?」と聞かれて音階(ランク)を応えるの楽しい。

仲良くなりたくても、国籍とか所属で阻まれていく様子で、これが戦争だと描いている気がした。それでも恋は超えていこうとするんだなぁ。
……とか思ったけど、どうして大尉とペラギアが恋に落ちたのか、流れがよく分からない(^ω^)
ドイツ兵と恋に落ちた女は殺されて、そこは超えられない壁なんだな、と。ほんの一瞬死体が映るだけのシーンなのに、印象深い。
大尉を撃てなかったドイツ兵も印象深い。

マンドラスが戦地から帰ってきて別人のようになっていて、そこは演技力すごいと思った。

しかしそんなにハマらなかったな、久々の洋画で調子こいて字幕で見たのがいけなかったのかしら。吹き替えで見返そうという気にはならなかった。