もちもちのもち

(500)日のサマーのもちもちのもちのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
5.0
運命というのは結果論であり、結果があるからこそ、その過程が”運命”になる。

すべての偶然は運命のかけら。
私たちの日常にはたくさんの運命のかけらが潜んでいる。心からそう思えた素敵な映画でした。


“日常の偶然の出来事なんでほぼ記憶に残らないものだ”

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運命を信じるトムと
運命?アホらしと言わんばかりのサマー

正反対の二人が不器用にすれ違う様子が甘酸っぱく、胸がキュンと苦しくなる

サマーとの出会いを運命だと信じるトムは、彼女との日々を盲目的に美化し、
“サマー”ではなく“運命の人”としての理想や夢が先走る。

そんなトムとは対照的に、サマーはうんざりした態度。

男性はロマンを追い、女性は現実的というのがリアルに描かれたと思う!