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白い少女のerlbachのレビュー・感想・評価

白い少女(1958年製作の映画)
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最初は『大人は判ってくれない』に似た雰囲気を感じたけど、場面が地下に変わってからは薄気味悪さが拭えなかった

主人公が夢を見て別世界のような空間を彷徨う起点になっているエスカレーターは、"MONTÉE INTERDITE" の表示をガン無視して階段を上った先にある。やはり現実と異世界の境目には入り口と、忠告を無視するというわかりやすいフラグが用意されているんだなぁとか思ったり

夢から覚めたあともあの階段を再び通ることはなかったから、地上に出たあとの彼はまだこちら側に帰ってきてない感じがした。
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