白い少女の作品情報・感想・評価

白い少女1958年製作の映画)

LA PREMIERE NUIT

製作国:

4.2

『白い少女』に投稿された感想・評価

nyako

nyakoの感想・評価

4.0

『顔のない眼』のジョルジュ・フランジュの短編。
大好きなあの子を追いかけて地下鉄駅へ向かった少年。
幻想のような摩訶不思議な映像が鑑賞者を不安に誘う。
セリフなし、20分くらい。

追い越し追い越さ…

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erlbach

erlbachの感想・評価

-

最初は『大人は判ってくれない』に似た雰囲気を感じたけど、場面が地下に変わってからは薄気味悪さが拭えなかった

主人公が夢を見て別世界のような空間を彷徨う起点になっているエスカレーターは、"MONTÉ…

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エスカレーターを逆行するだけでこの世でない場所に踏み入ってる。これは凄い。

セリフなし、たった20分弱の濃密映像。短いぶん鮮烈だった。「名監督は駅や電車や鉄道の撮り方で分かる」と蓮實重彦だったか言ってた。地下鉄をこんなシュールにレアリスムに撮った映画見たことない。地下は意識…

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ユ

ユの感想・評価

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吸い込まれるメトロ 降りて再び昇ったときには子供の彼はいない
視線が交錯するカットかっこいい〜
LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.5
列車内の少女の顔は何だか蒼白で美しく妖精の面影…。

それは届きそうで届かず近くて遠い霞の中に潜む白百合、純真無垢な未成熟な香りだけが漂う。

純粋さは美しさでも有り残酷だが、憧憬は生き甲斐..★,
Aix

Aixの感想・評価

3.6

顔のない眼で知られる、ジョルジュ・フランジュの作品。白い服を着た少女に一目惚れした少年が、地下鉄と駅を彷徨うお話。

淡々と少年が一人で探し回るだけの映画ですが、面白かったです。シュルレアリスムとも…

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RaRaRa

RaRaRaの感想・評価

5.0
え、いつの間に電車降りたの?と思ったら並走していたところの戦慄。そして離れていく。
電車のお迎え感のせいで、どうしてもあの世に見える。

原題は“La Premiere Nuit”、『最初の夜』。初恋に落ちた10歳の少年の一夜。何のメタファーなのだろう?

ジョルジュ・ドルリューが代表作『顔のない眼』の前年に撮り上げた、20分前後の短…

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山

山の感想・評価

4.3
”それは、ほんの少しの想像力を必要とするだけで、最も平凡なジェスチャーが突然不穏な意味を持つようになり、私たちの日常の環境が幻想的な世界を醸成するようになります。”⇒『親密さ』
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