白い少女の作品情報・感想・評価

白い少女1958年製作の映画)

LA PREMIERE NUIT

製作国:

4.2

『白い少女』に投稿された感想・評価

アンドレブルトン的な直球シュルレアリスム一本勝負って感じの短編。

ヌーヴェルヴァーグの親玉みたいな位置付けのジョルジュフランジュだけど有名な『顔のない眼』『ジュデックス』しかり怪奇幻想系の通俗が趣…

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mom
3.0
気になった女の子を追い掛けていく可愛らしいアドベンチャーものかなーと思ったら、なんか行ってはいけない世界に入り込んでしまったような恐ろしい雰囲気を感じた。

あの男の子はもう帰って来ないかもしれない。
4.5

傑作。面怖面白い。ボーイがガールを追いかけ奔走する一夜。ロケーション完璧。エスカレーターが横浜バスターミナルの入口のに似てた。エスカレーターで寝ているボーイ、『からっ風野郎』ラストの三島由紀夫のそれ…

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原題は「LA PREMIERE NUIT(最初の夜)」。「顔のない眼」(1960)のフランジュ監督による初期短編最後の作品。

10歳の少年は学校で見かけた女の子を探して地下鉄駅へ向かう。夜になり、…

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nyako
4.0

『顔のない眼』のジョルジュ・フランジュの短編。
大好きなあの子を追いかけて地下鉄駅へ向かった少年。
幻想のような摩訶不思議な映像が鑑賞者を不安に誘う。
セリフなし、20分くらい。

追い越し追い越さ…

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-

最初は『大人は判ってくれない』に似た雰囲気を感じたけど、場面が地下に変わってからは薄気味悪さが拭えなかった

主人公が夢を見て別世界のような空間を彷徨う起点になっているエスカレーターは、"MONTÉ…

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エスカレーターを逆行するだけでこの世でない場所に踏み入ってる。これは凄い。

セリフなし、たった20分弱の濃密映像。短いぶん鮮烈だった。「名監督は駅や電車や鉄道の撮り方で分かる」と蓮實重彦だったか言ってた。地下鉄をこんなシュールにレアリスムに撮った映画見たことない。地下は意識…

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ユ
-
吸い込まれるメトロ 降りて再び昇ったときには子供の彼はいない
視線が交錯するカットかっこいい〜
3.5
列車内の少女の顔は何だか蒼白で美しく妖精の面影…。

それは届きそうで届かず近くて遠い霞の中に潜む白百合、純真無垢な未成熟な香りだけが漂う。

純粋さは美しさでも有り残酷だが、憧憬は生き甲斐..★,

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