にし

ムーランのにしのレビュー・感想・評価

ムーラン(1998年製作の映画)
4.0
面白かった!
最近わたしは未視聴のディズニー映画をまとめて観ているのだけど、映画お決まりの最終決戦で、女主人公が自分の知恵と勇気と技術で解決するストーリーがようやく出てきた!と嬉しかったな。
序盤に謳われる「家の名誉のために」は、女は嫁ぎ黙って男に従い、男は兵士となって戦う、と人に犠牲を強いている。でも最後に父はムーランに、名誉なんかよりただ生きていればそれでいいと言う場面があり、わたしは泣いてしまった。
男の醜いところを「男らしさ」と皮肉って描いてたのも当時にしては新しいのでは。
正規軍ではないおちこぼれ徴兵軍が、ようやく実戦に出られると意気揚揚と出陣したら、被害にあった村の惨状を目にしてショックを受けるといった、展開の緩急も好き。
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