1981年公開。 監督は今村昌平(1926年生)。
江戸末期の慶応2年(1886年)の両国が舞台で、見世物小屋で働く人とか、悪い商人と役人とかがぐちゃぐちゃになるお話。
ジョン万次郎みたいなアメリカに漂流して6年滞在し帰国した男(泉谷しげる)が、村に変えると嫁(桃井かおり)が売り飛ばされていて、探しに江戸へ向かう。そんな流れでスタートする。
今村昌平らしい猥雑さと生命力が画面に溢れていて、なんかすごいエネルギー。
江戸庶民の暮らしを描いているので、その辺も勉強になりました。 エロスももちろん充実してて、桃井かおり、倍賞美津子、田中裕子、池波志乃と充実のラインナップ。 無駄に上半身裸の女性が沢山出てくるのが、なんか笑えました。
金庫破りがあったり、復讐劇があったり、最後はレイヴみたいなええじゃないかの踊りがあったりと、カオスすぎる展開にお腹いっぱいになります。
ただならぬエネルギーとオリジナリティーに満ち溢れた作品なので、興味が
ある方は観てみるといいと思います。