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GUN CRAZY Episode3 叛逆者の狂詩曲(ラプソディー)/Episode4 用心棒の鎮魂歌(レクイエム)のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
「GUN・CRAZY叛逆者の狂詩曲」
優秀な成績で、念願のキャリア刑事となった亜紀(仲根かすみ)は自ら志願して麻薬密輸の捜査に赴くが、そこで目にしたのは国際テロ組織“ガルホーク”のメンバー・犬飼(本宮泰風)によって体に爆弾を仕掛けられた囮捜査官の姿だった。恐怖のあまり現場を逃げ出してしまう亜紀。やがて大爆発が起こり、同僚達は殉死してしまう。自責の念に苦しむ亜紀と、愛しているが故に犬飼のテロを止めさせようとする麗華(大谷みつほ)は、別の事件で知り合い、友情を育む。テロを止めさせて、と亜紀に協力を請う麗華だった。二人は協力してテロを防ごうとする。
「SCORE」の室賀厚が、チーム・オクヤマと組んで旬の女優かグラビアアイドルを主演にマカロニウェスタン風のガンアクションを見せる「ジャパニーズ・ウェスタン」シリーズ第3作。
今回は、女刑事とテロリストの対決で、前作より主演女優の演技のレベルが下がったり、刑事とテロリストの対決という荒唐無稽なアクションが得意な室賀厚監督とは相性が悪い残念な仕上がりになってしまった。

「GUN・CRAZY用心棒の鎮魂歌」
東南アジアの某国。日本の大企業のパーティのさなか、突然現れたゲリラに支社長の娘・恵理がさらわれた! 親友の美紀(加藤夏希)は日本でそのニュースを聞き、恵理を救うべく単身ゲリラの拠点に乗り込むことを決意。そんな彼女の思いを知り、世界各国で“傭兵”としてならしてきた高木や、今は訳あって風俗嬢をしている元自衛隊員の香織(原史奈)らが協力することに。殺るか殺られるかの非常な世界に最初は戸惑いつつも、突き進んでいく美紀だった…。
「SCORE」の室賀厚が、チーム・オクヤマと組んで旬の女優かグラビアアイドルを主演にマカロニウェスタン風なガンアクションを見せる「ジャパニーズ・ウェスタン」シリーズ第4作。
今回は、傭兵部隊と極悪非道なゲリラの死闘ということで、「地獄のバスターズ」のようなコンバットアクションを見せるというテーマで、室賀厚監督が本領を発揮している。
主演がアクション経験のある加藤夏希と原史奈なので、特に撮影前に空手や射撃をきっちり訓練した原史奈はキレッキレのガンアクションやガンアクションを披露している。金で動く傭兵にも傭兵なりの誇りがあることをアクションの中で描いていて、熱くなる。
クライマックスの傭兵部隊と極悪非道なゲリラとのバトルでは、ド派手なコンバットアクションが楽しめる。
傭兵部隊のリーダー又野誠治や殺陣剛太や江原修が、良い味出している。
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