もはや、ストーリーは二の次、三の次で世界をまたにかけたトム・クルーズの壮大なアクションを楽しむ映画。ありえなさすぎる荒唐無稽なシーンの数々とドラえもんもびっくりの奇想天外な道具や装置も、現実味はさておき、緊張感と高揚感を煽る。
トムにとってはやりたいことを全て擬似体験できる、最も高価で史上最強の道楽と化しているのかもしれない。が、その超絶豪華なスパイごっこにハラハラしながら楽しんでいる自分(笑)。
トムが壁を這うように動き回るシーンはありえないからこそ逆に脳裏にいつまでも残る。ドバイのブルジュ・ハリファに行った時、ばかばかしくも やっぱり興奮して観光客精神丸出しで、展望台フロアに展示されている 撮影に使われたグッズを写真におさめ、写真コーナーでトリック写真まで撮ってしまった(^^;;。
おきまりの展開でもアクションしか記憶に残らなくても、吸い寄せられるように観てしまう安定的吸引力があるシリーズ。
