ゴーストライターの来夢のネタバレレビュー・内容・結末

ここが凄くいい！って言いづらい、一見あんまり尖ったところのないサスペンス映画なんだけれど、何故か好きなんだよね。自分がどうありたいのか、どうなりたいのか、何者になりたいのか。自分で道をコントロール出来ているようで、実は誘導されているだけかもしれない。でもそれに気づける人はいない。気づける人は自分でコントロール出来ているつもりにはならないからね。ゴーストライターはきっとみんな作家になりたいんだろうね。ある意味分かりやすくて扱いやすい人種だったのかな。どこまで思惑通りだったのか気になるところ。男女の描き方は実にポランスキーらしいね。ポランスキーも匠な技術で我々を魅了して、してやったりな顔をしているのだろうね。