来夢さんの映画レビュー・感想・評価

来夢

来夢

雑食ですが、重いの、暗いのが特に好き。
イニャリトゥ、ハネケあたりが好物。
気軽にフォローしてやってください

色んなサイトやSNSに散乱していたレビューをここに移行中。
昔観た映画も思い出したり、見直したりしながらアップ中
(昔書いたのはざっくりしてるので、見直したら修正するかも)

カナリヤの咆哮
のドラム&作詞作曲
http://kanariya-houkou.com

映画(446)
ドラマ(4)

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

言いたいことはたくさんある。皮肉にも結構ご都合主義(デウス・エクス・マキナ)な設定が多いよね。そこまで計算してのタイトルだったら素晴らしいけれども。
例えば、意図的とはいえ主人公が少年ジャンプの主人公
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レポマン(1984年製作の映画)

3.5

レビューを書いては消し書いては消し。
これはパンクだ! って書いて消して、これはパンクじゃない気がする。って書いて消して、クールな映画だ! って書いて消して、クールではないよね。って書いて消して。東宝
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スリー・ビジネスメン(1997年製作の映画)

4.2

「ストレート・トゥ・ヘル」のDVDに収録されてたから観たんだけれど、こっちの方が断然面白いよね。
ハイセンスなコメディを全面に打ち出し、しっかり笑わせてくれながらも、会話の内容は知的でシリアス。紙一重
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ストレート・トゥ・ヘル(1987年製作の映画)

3.4

アレックス・コックス監督。シドアンドナンシーしか観たことがなかったけれど、機会があって観ることに。

役者たち、というかミュージシャンたちがすんごい豪華。なんて豪華なB級映画。マカロニウエスタンって呼
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バンバン・クラブ -真実の戦場-(2010年製作の映画)

4.4

写真を撮らなければひとりの少女の命は救えたかもしれないけれど、多くの人に戦争の痛ましさを伝えることは出来ない。あの有名な写真に対する賛否の裏側。戦場カメラマンたちの苦悩と戦い。
主人公はケビンカーター
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ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたち(2014年製作の映画)

4.5

戦争だから。戦争だけれど。
言葉の通じない四人。それでも憎しみも優しさも伝わる。
国と国、宗教と宗教は、どんなに言葉を交えても戦争をするけれど、そこにいるのは本当はただの人と人だ。
戦争は本来 人と人
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.7

普通の人が撮ると恥ずかしいくらいベッタベタになりそうな話を、静かにスッと心に落としてくれるのがガス・ヴァン・サントの魅力。今作は特にわかりやすくそんな感じ。
序盤は「自業自得だし感情移入できないよなぁ
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センターライン(2017年製作の映画)

3.6

事故を起こした自動運転車のAIが、故障じゃなく、自分の意志で殺したと自白するっていう一風変わった裁判映画。
インディーズ作品で、当然低予算なので、細かいクオリティーについての言いたいことは置いておこう
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

いつも単体作品に比べると大味感が否めないアベンジャーズだけれど、今回は流石に集大成だけあって濃密なつくり。
すべて観てきたものとしては感慨深いものがあるよね。前作から引き続きのシリアスな雰囲気に、泣か
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N.O.A.(2016年製作の映画)

3.6

15minワンカット。車内での高性能カーナビ?(AI)との会話劇。狭いシチュエーション、短い時間の中で、AIが考える人の心というテーマを、コメディとサスペンスといった複数の要素に、様々なストーリー展開>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロ製作総指揮、監督フアン・アントニオ・バヨナによる名作「永遠のこどもたち」。その脚本家セルヒオ・G・サンチェスが監督&脚本家として、J・A・バヨナが製作総指揮で作られた今作。
あぁ、
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.5

和田誠の麻雀放浪記とは別物。と考えて。
小説も原作じゃなくてあくまで原案。80年代映画の感じじゃなくて、どっちかというとゼロ年代の映画テイストに、色んな麻雀マンガのノリを合わせたような感じかな。
白石
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.7

いつもの、アカデミー賞外国語映画賞にはずれなし。の俺理論で観に行きました。Netflix映画が劇場公開映画と対等なレベルにあるのかというのを確認できるチャンスでも(Netflix入ってないので)。
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イメージの本(2018年製作の映画)

4.3

エグい。88才の感性とは思えない。流石ゴダール。
暴力性を含めた人間の過去と未来。否定を含めた肯定とも、その逆とも言える。戦争も平和も人のイメージから生まれるものだ。イメージする方向を変えるだけで、人
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

スルーしようかなと思ったけれど巷の評判が良かったし最近のDCコミックスシリーズ全部観てるので思い直しまして、観ましたよ。典型的なアメリカ受けしそうな映画って印象。コメディ要素とシリアスな要素、ホームド>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

ブルー・マインドのレビューで本作との比較が多かったので気になって鑑賞。
学生たちのノリが既にヤバいので、お前らにイカれてるとか言われたくないって気持ちになるし、主人公の変態っぷりがそこまで際立たない。
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.4

「ロブスター」がツボすぎて個人的に大注目中のヨルゴス・ランティモス監督。
超箱入り娘と息子。小さな世界のディストピアの話ではあるんだけれど、大なり小なりみんな経験したことのある世界。まだ小さい娘、息子
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.5

2019年のダークホース的作品だね。馬だけに。言いたかっただけですごめんなさい。正直に言います。泣きました。眼科医曰わく超ドライアイという左目からも涙が。父子系は弱いって自覚してるけど、今回のはそうい>>続きを読む

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.7

なかなかのマッドサイエンティスト映画。宇宙で産まれた子供って、日本の漫画のMOONLIGHT MILEだったりガンダムだったりでも取り上げられてるテーマで、今作ではどう扱うんだろうって期待したんだけれ>>続きを読む

108時間(2018年製作の映画)

3.4

108時間眠らないと幻覚が見えるってことの実証実験を題材にしたSFホラーかと思ったら、元々幻覚(幽霊?)が見えやすい家系の人ってだけの普通のホラーだった。
過度な期待を持たずに普通のホラーとしてみたら
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

ちょっと綺麗すぎな気もしたかな。薬やって無くてもこのくらいの反抗は男ならあるもんで、そこにドラッグの危険性を上乗せしたら、もっとイケメンの影も形もなくなるくらいにボロクソにならないとな、メッセージとし>>続きを読む

ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

4.2

交差点で契約っていえばクロスロード伝説。悪魔との契約でギターのテクニックを手に入れたロバート・ジョンソン(映画「クロスロード」の元ネタ)を彷彿とさせるよね。本作では契約をすると非情なミッションを遂行し>>続きを読む

アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年(2018年製作の映画)

3.1

予告観て結構期待値あげていたんだけれど、今ひとつ足りなかったな。「ぼくのエリ 200歳の少女」に近いけれど、あんな洗練された感じはなく、思った以上にB級ホラー感。ヒロイン(モンスター)の怖さが中途半端>>続きを読む

フォー・ハンズ(2017年製作の映画)

3.5

いい感じに描写がエグいものの、今ひとつ斬新さが感じられない設定だったり、細かいロジカルな部分は適当にすっ飛ばされてしまったりと、前半はちょっと微妙かもと思ってしまったけれど、後半の展開からの、あのラス>>続きを読む

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

4.4

すごい好みの作品だけれど、ネタバレなしでレビュー書き辛い。
登場人物の数言うだけでもネタバレになるね。
ピーター・ディンクレイジのこういう役は初めて見た気がするけれど、こんなにいい味出せるとは。
エル
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

3.9

「続・夕陽のガンマン」の行き過ぎた聖地巡礼。放置され土に埋もれた伝説のロケ地の発掘&再建をするドキュメンタリー。何が彼らをそこまで惹きつけるのか。わかったような、わからなかったような。だってインタビュ>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.5

天才って言われるフランクと、フランクに憧れる凡人(だと自分を思っている人)。人は自分がどうあがいても真似できなかったり、真似にしかならないもの、自分の経験則や考え方の外にあるものに対して、憧れたり、畏>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.4

思ってたよりもトランスフォーマーだったね。ドンパチあるし。映像の魅力はナンバリングタイトルに引けを取らない。でも映像とバンブルビーが可愛い意外にほめる部分が・・・・・・。監督が変わっても、あんまり子供>>続きを読む

私の20世紀(1989年製作の映画)

4.0

「心と体と」が個人的にツボだったので、同監督のデビュー作にしてカンヌカメラドール(新人賞)受賞作って文句につられて4Kレストア版観てきました。恥ずかしながら「心と体と」を観るまで知らなかった本作。90>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

実話ベースとは思えない面白さ。コメディータッチで笑える要素と、差別の被害者でありながら力強く前に向かっていくキャラクター性、潜入捜査のドキドキ感。とエンターテインメント性抜群。差別を扱っていながらも、>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.7

リピーター割引をやっていたので覚悟して鑑賞。話は言うほど難しくはない。ただ、如何せん俺は人の顔と名前を覚えるのが苦手だ。ゲイリー・オールドマンはさすがにわかるけれども、誰が何者かとかほとんど説明してく>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

コメディ要素がベタというか古臭いというか、お約束過ぎて恥ずかしさを感じつつも、もしかしたらそれも劇中の地球での時代、90年代にあわせてるのかな。って思ってみたり。考え過ぎかな。
ってくらいにこの映画は
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

3.3

イップ・マンは出てこない外伝だけれど、完全に前作の続編なんでナンバリングでも良かったような作品。なんだけれど、ちょっとワイヤーアクションがどうしてしまったのか、急にフレーム数が減ってぎこちなかったり、>>続きを読む

新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.5

新宿名物のタイガーさん。新宿で映画観ているひとで知らない人はいないんじゃなかろうか。上京したての20年前位に東南口辺りで初めて見かけて、多分数十回どころじゃなく目撃している。映画館ではいつも一番前の席>>続きを読む

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.3

自分勝手なキャラクターたちが好き放題に自己主張をするから、普通なら苛々してしまいそうなのに、まるでディベート映画を観ているように白熱する面白さ。重たい映画の雰囲気を醸し出しつつも、純粋な「面白さ」が前>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

主人公の肝が据わってるから妙な安心感がありながらも、お爺ちゃんだからそれだけで妙なヒヤヒヤ感もあって、ずっと面白い。
これ、イーストウッドが若い子とイチャイチャしたかっただけのシーンだよねってところも
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