麦ちゃんを初めて見た映画でした。池松壮亮くんを初めて見た映画でした。と思ったらそうでもなかったけど、覚えはない。今や二人とも日本を代表する役者さんだね。なんか、日本は脱げる役者が少ないからか、脱いだだ>>続きを読む
「ミスター・ノーバディ」のジャコヴァンドルマル監督ということで、やっぱり哲学的で興味深いお話が盛りだくさん。予告やポスターアートはファンシーでみんなハッピー♪みたいな感じが醸し出されているけれど、どっ>>続きを読む
鶴田謙二大好きで、漫画も画集も全部持ってるくせに、アニメ観たことなかったんだよね(多分)。TSUTAYAにも無いし、いい加減DVD買うかなと思った矢先のBlu-ray発売発表。でもお高いのよねー。と思>>続きを読む
リメイクだけれどリメイクではないらしい。オリジナル版監督のフェラーラが、リメイク監督とニコラスケイジに対して悪徳刑事ばりの酷い暴言を吐いたとか。監督はリメイクじゃないって言ってるし、どういうこっちゃ。>>続きを読む
どこかツインピークス的な雰囲気で始まるね。
一度観てるしね、と余裕こいてちょっとボケっとしてたらついていけなくなって、途中で巻き戻し(今どきは巻かない)て見直し。話自体は難しくないけれど、映像と台詞か>>続きを読む
雰囲気やデザインがとても好きな退廃的なSF映画。主人公喚き過ぎで融通きかなすぎなのがちょいちょい腹立つけれどね。SFで難しい技術面に関する説明も、人間を超える存在が作ったから。で全て通ってしまう狡さ。>>続きを読む
大好きな映画のひとつです。
まずシティオブゴッドってタイトルがかっこいいよね。フェルナンド・メイレレスの他の作品のレビューにも書いた気がするけれど、社会派ドラマにエンタメ性を持たせるのがとにかく上手い>>続きを読む
中国版エクスペンタブルズ的な超豪華俳優陣によるアクション大作。前半はこってこてのベッタベタなドラマでアクションは最低限。後半はアクション大爆発。中華民国を作った孫文の話かと思いきや、孫文は殆ど出てこな>>続きを読む
予告の時点で岩井俊二だなと思ったけれど、本編見たらもっと岩井俊二。大好きを抑えきれていない感じで、いくつかあの映画のあそこのオマージュだなってカットもあったり。
大筋はとても綺麗で切なさの残るいい話。>>続きを読む
初見時、凄く衝撃的だった! みたいな感想はなく、でもなんかいいよね。流石デビッドボウイの息子だけあってセンスいいんだな。くらいの感じだったんだけれど、公開から十数年たっても、自分でも驚くほどしっかり内>>続きを読む
フランスのコメディは結構シュールで好きなものが多い。この映画もコメディとしての面白さはちゃんとある。んだけれど、それ以外の部分がちょっと難あり。ストーリーはよくある「仲間を集めてラスボスに挑む」系。特>>続きを読む
エイリアンをバイオ実写版みたいなデザインにしたような感じ。王道SFホラー感は凄くいいんだけれど、どうにもバイオ実写のあの感じが好きになれないのよね。アクション映画味が強くて、ホラー映画なのにTPOをわ>>続きを読む
コミカルでお馬鹿なのに、シナリオや設定がちゃんと練られていて、実は結構知的な映画だなぁと思う。サラのヤバさが倍増していてやり過ぎ感はあるけれど、こういう映画はそのくらいやって丁度いいんだな。今回加わっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ここが凄くいい!って言いづらい、一見あんまり尖ったところのないサスペンス映画なんだけれど、何故か好きなんだよね。自分がどうありたいのか、どうなりたいのか、何者になりたいのか。自分で道をコントロール出来>>続きを読む
恥ずかしげもなく愛だの愛だの愛だのと叫びまくるが、ここまでいくともう恥ずかしさを通り越して清々しいし、なんだか変なテンションになってきて面白い。コレガンダムか? って気がするのは気のせいじゃないはず。>>続きを読む
ここ10年でNo.1かも。これは凄い。原作ものだけど、ほんとに?ってくらいランティモス色強くて、「籠の中の乙女」や「ロブスター」をそのまま拡張したような感じすらあるね。人間と動物の違いの証明。社会性の>>続きを読む
小学生の頃、遠足かなんかの貸し切りバスの車内で流れてたのがロボコップとの出会い。
ということは大好きなバーホーベンとの出会いも、大好きなフィルティペットとの出会い(たぶんまだSW観てなかった)もここか>>続きを読む
ポールウォーカーの遺作。たぶん遺作じゃなかったら観に行ってなかったようなタイプのアクション映画。だと思って観たけれど、中身は意外にも真面目なヒューマンドラマでアクション要素はほぼ無し。日本でも大きなニ>>続きを読む
大好きな俳優の一人、フィリップ・シーモア・ホフマン。遺作となってしまった本作は、ラストを飾るのにふさわしく、超かっこいいホフマンてんこ盛り。これだけの凄みを出せる人、なかなか見ないよね。ヒロインはガイ>>続きを読む
事件の撮影者やオズワルドの家族にフォーカスを当てているところは興味深いけれど、みんなの演技がオーバーで嘘くさい感じがするのが気になって仕方ないな。全員かっこつけすぎ(役者が悪いわけではないけれど)。実>>続きを読む
ホラー以外のモキュメンタリーってなかなか珍しく、公開当時はまだ今ほどモキュメンタリー自体多くなかったうえに、モキュメンタリーとしての出来がとても良かったので、モキュメンタリーと知りながら、モデルとなっ>>続きを読む
ストーリーは至極シンプルで、特に難しい要素もないけれど、SF映画なのでもう少し頭を使いたかったところではあるかな。どんでん返し的な要素もあるけれど、普通に想定の範囲内で、それ以外にあるの?って感じなの>>続きを読む
こういう映画って、まったく面白くなくてもカルト的な面白さってあるじゃん。ないんです。びっくりするくらい。結構たくさん意味不明な映画観てきたけれど、そういう映画って意味不明さを考察する面白さってあるじゃ>>続きを読む
ただこの空気感が好き。変態が変態するメタモルフォーゼな映画。岩井俊二が変態であると気づいた最初の作品でもある。夏になると観たくなる。今は冬。いつ観てもノスタルジーを感じる。
ビョーク(xトムヨーク)という罠にかかって多くの人が犠牲になった鬱映画代表作。まだ左程ラースフォントリアーを知らなかった俺もまんまとその罠に掛かりました。結果ツボだったんだけれど。
もちろんビョークの>>続きを読む
なんだかすごく印象に残っていた映画。でも思い出すのは主人公以外のキャラとキャストたちで主人公が全く思い出せない。
再視聴。納得。主人公パッとしなすぎ、周りパッとしすぎ。主人公以外の全員が個性的でキャラ>>続きを読む
映画好きからお茶の間までみんな大好きなレオン。ナタリーポートマンと同い年なので、子どもの頃にこの映画を観てから、一緒に歳を取り、スクリーンの中で大人になっていく彼女と一緒に育った気でいます。だからずっ>>続きを読む
誰にも必ず訪れる老いと死。自分はどうやって自分の死を受け入れられるんだろうって、よく考えるけれど、現実はそんなことを考えることも許されないままに死を迎えるのかもしれないな。
大好きな「愛・アムール」と>>続きを読む
大島渚+黒澤明に北野流ギャグをふんだんに盛り込んだらこうなったって感じの映画だね。ゲイありグロあり笑いあり。時代劇としての方向性は「梟の城」や「忍法帖シリーズ」に近い感じで、リアリティの追求ってより、>>続きを読む
鈍器で殴られてもこんな音出ないだろうってくらい重たいパンチ音。音が重たい映画ってストーリー的な重さもしっかり感じられるよね。リアルをリアルに描いても映画ではリアルにならないっていうことだな。演出の嘘は>>続きを読む
太宰の同名短編をベースに、それ以外の様々な作品と、太宰自身の自死も要素に組み込まれている。故に、「生きてさえいれば」という言葉が彼自身の死と重なり、なんとも言い難い虚しさや切なさを感じさせる。太宰治と>>続きを読む
頑張ってグロ表現しているものの、それに対して今一つ痛みや重みがたりないかなぁ。「クロッシング」に雰囲気は少し似てるけれど、それほどストーリーも深くないので、アクション映画をマフィア映画の見た目にしたよ>>続きを読む
岩井俊二ってストーカー的な恋愛好きだよね。
他の岩井作品みたいに暴力的な要素とかクライム的な要素とかがなくて、かなり平和な日常系の作品で、派手さは皆無だけれど、そのまんまの意味で綺麗な映画。桜とか。ポ>>続きを読む
映画オタクになったきっかけは色々あるけれど、特に影響した映画を3本挙げるとしたら、小中学生時代に観て衝撃を受けた、ジュラシックパーク(93)と攻殻機動隊(95)とスワロウテイル(96)の3本。洋画、邦>>続きを読む
一番最後のパートから始まり、パート毎に少しずつ過去に戻っていくという、あまり観たことのない不思議構成。意味あるのかなと思ったけれど、これはすごく効果的かもしれない。重たい系の映画だと、ラストだけ先に見>>続きを読む
2部作の後編。
前編の自己紹介なストーリーと自己紹介の戦いとはうって変わって、戦略的な人の動きと戦略的な戦いが観られるのが面白い。しかも戦略的なのに全然難しくない! これ大事よね。金城武とトニーレオン>>続きを読む