ゴーストライターの作品情報・感想・評価

「ゴーストライター」に投稿された感想・評価

cmpt

cmptの感想・評価

4.0
日本の外れの孤島がロケ地なのにクレジットに記載されてないのでヤバいヤツっぽい
政治家の自叙伝なんて誰も読まないって?売れる自伝に大切なのはハートですよ。

ユアン・マクレガーがゴーストライターを演じる。元英国首相の自伝を執筆する。好奇心満々に余計なことに首を突っ込む。恐ろしい闇に呑み込まれる。登場人物が皆、怪しい雰囲気だ。ゴーストライターだけにゴーストになっちゃうの?

ポランスキー監督が不気味なスリラー感で攻めてくる。張り詰めた空気感、静かに地味に心理描写を描く。頼んでもいないのに、バッキャローッ!って罵りたくなるラストシーンを用意してくれる。

とても暗い雰囲気だ。これは部屋の電気を消して、暗闇の中で膝を抱えて観る作品だ。
きむこ

きむこの感想・評価

3.3
ポランスキー監督作品。静かな流れの重厚感のあるサスペンスストーリーでした。激しい展開はないもののどう暴いていくのかわくわくドキドキしました。サスペンスって犯人探しだけじゃない、過程を楽しむものだって改めて感じた作品。
それなりに楽しめますが色々と腑に落ちない点のある作品でした。

監督の逃亡生活時の恨みつらみを混ぜ込んだらしいですが....
やっぱり、やらない方がよかったのでは?

ただ最後の一連のシーンは大好きです。
(「こう終わらなくては嘘だよねぇ」と独り言をつぶやいてしまったw)

あ、あと音楽が良かったです。
なお

なおの感想・評価

3.0
何となく途中で犯人わかってしまったし、映像的にラストはおしゃれだけど、呆気なくてあまり好きな終わり方じゃなかった。
2011年キネマ旬報外国映画1位。
ロマン・ポランスキー監督作品。
政治スリラーとでも、いうべきだろうか。
元英国首相ラングの自伝小説の執筆を
頼まれた男が、陰謀に巻き込まれていく。
前任者マカラの不審な死、陸の孤島など、
いったい何があったのか?真実は何なのか?
自叙伝の原稿に何が隠されているのか等…
スリラーの醍醐味満載の映画だった。
ろっち

ろっちの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

深い!
黒幕は……
予備知識無しで観ましたが、素晴らしい作品でした。
結局、やられましたが謎は解けましたね。
pika

pikaの感想・評価

4.0
こういうのを洒落た映画というのだろうか、無機質でスタイリッシュな美術が全く出しゃばらず映画に溶け込んでいて、寒々しい海と島の風景のくすんだ世界が画面に映えまくってる。初期作を見てから見たせいか技術や鍛錬云々では到達できぬ映画的なセンスというやつが端から携えられてるような気さえするほど、トムフォードやボネロなんかの〈洗練〉というやつとは格の違う上品さがある。例えがおかしいのは置いておいてください。

ラストショットの構図が仕事を初めた瞬間と同じで、降っていた雨がやみ、その代わりに…って締めるところが驚嘆のカッコよさ!オープニングタイトルがなかったのはこのためか!!って唸らせるエンディングの粋なこと!やらしー!とは思わせぬ鮮やかさがたまらない。
おじさんとおばさんが暗い画面の中で駆け引きしてるだけなんて誰得!?みたいや地味過ぎる主題をここまでスリリングな娯楽へ見せきっているのがとにかく凄い。ゴーストライターという立場を暗喩的な意味へと流し込んでいく展開もワンダフル。元首相をジェームス・ボンドの印象に引っ張られ続けているピアース・ブロスナンに演じさせているのも意図的で良い。
サスペンスドラマであるのにその謎解き自体に比重を置いていないドライな演出だからだろうか、映画だからそういう目で見てしまうだけで出ているキャラクターの誰もがただそこらへんにいたら普通に職務を全うしてそうな生々しさを持っている。些細な仕草を軽やかに強調し印象を植え付けていく演出の積み重ねが、先を読むより今の瞬間を味わうよう自然に誘導されてしまう。現代的な痕跡の辿り方も謎を追う理由への説得力があり、ズブズブと足を踏み込んでいくユアンと共にジワジワ緊張感を携えながら映画にのめり込まされる底しれぬパワーがある。
息をもつかせぬ魅力の塊。熱中とはこういうことか!ってくらい延々ずっと面白い。

ただ、アメリカを舞台にイギリスに帰れない男をアメリカに入れない男であるポランスキーが描くと老境の叫びのように見えてしまうところもあり、そんなところ気にせず楽しめばええやん、とは思っても気になるのは否めませんでした笑
jonajona

jonajonaの感想・評価

3.3
元イギリス首相の男に自伝の執筆を頼まれたゴーストライターのユアンマクレガーが、なにやらきな臭い陰謀に巻き込まれていくサスペンス映画。

サスペンスとしてとても上質な部類だと思う。元首相は政権時の諸々から大いにバッシングを受けていて、外界から離れた別荘地のような場所に逃れている。
そこが主な活動拠点になることで、広大な土地、高級で奥行きのあるモダンな住宅が謎を深めていく舞台ともなる。
場所やムードがサスペンスを醸し出す、巨匠ならではの巧みさが光ってるとも思う…

っだーけーーどっ!!
ラストちょっとどういうコトォ?笑
あれも陰謀の一部なの!?
それとも偶然!?
…とても不思議な映画でした笑
7010

7010の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった
かなり引き込まれちゃった
ラスト、どーーん!な結末
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