UtaFujitani

ザ・フー:アメイジング・ジャーニーのUtaFujitaniのレビュー・感想・評価

4.2
キース・ムーンの生き方が破天荒すぎてすごい。思っていたよりずいぶんと破天荒だった。
ジョン・エントウィッスルは好きに生き抜いたんだなぁ。
で、生き残りのピートとロジャー。みんながクスリでラリってて、このままじゃダメだ!と言ったロジャーにピートがギターで殴りかかったところ、みんなロジャーの方を押さえて、なんでだよ!ってロジャーがピートを殴ったら一発KOでステージに後頭部を打ちつけたらしい。ここまではわからなくもない。ただ、そのあとなぜかクスリを注意したことをロジャーが反省してて、なんでそうなる?!と思った。おもろかった。
ピートとロジャーは20歳ぐらいからずっと一緒にやってきて、喧嘩もしたしメンバーの死も見てきて、友情というよりは同志の情のようなもので結ばれているんだろうなぁ。2019年リリースの新譜がとてもよかったのも、そういうものが音に表れているからなんだろう。まぁ、歌詞にも露骨に表れていたけども。
ともかく、観てよかったと思う。バンドの状況とそのときの社会状況がよくわかるいい映画だった。

ピートはロリコン野郎だと思っていたけど、不起訴だったのね。知らなかった。