マンネン

メンフィス・ベルのマンネンのレビュー・感想・評価

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)
4.8
大戦期の空軍ものというと戦闘機の話が多いが、これは米軍のB-17爆撃機チームの話。チーム一丸となって国の為に命を賭けて戦う若者の姿は、国籍を問わず胸打つものがある。
太平洋戦線の話だとどうしても別の感情が入ってしまうので100%娯楽と取れないが、ヨーロッパ戦線物なので冷静に見れる。

惜しむらくは日本語訳に違和感ある箇所が多い。例えば、編隊の指揮を取っていた仲間の爆撃機C-cupがメッサーシュミットにヤラれて徐々に墜落していくところを見送るメンフィス・ベルチームが、「Bye bye, C-cup...」と言うセリフが「おさらば、Cカップ」とされていて明らかにオカシイ。