はる

メンフィス・ベルのはるのレビュー・感想・評価

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)
3.6
25回の出撃を達成した爆撃機「メンフィス・ベル」に搭乗し、最後の任務に臨む10人の若者の物語です。
「これが終われば家に帰れる」という緊迫感が伝わって、無事の帰還を願わずにはいられなくなります。
1つの機体に10人が乗り込むので、『トップガン』とはまた違う緊迫したチーム戦が見られました。

初めて観たときは、単純に彼らの無事を祈りましたが、この時期に観ると、空襲を受けた日本人という意識があるので複雑な気持ちになります。

また、遺族の手紙を読むシーンでは、現在進行系で子どもの戦死を悼む人々がいることに心が痛みます。
戦争映画を観るときの感情がいつもと違うことに気付かされました。
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