アカデミー作品賞というのも納得出来る、素晴らしい作品でした！
人付き合いの苦手な主人公(実在する天才数学者ジョン・ナッシュ)ですが、ライバルだった友達との生涯に渡っての友情や、奥さんとの関係が本当に素敵でした。
天才ってやはり突き抜けた才能故に、どうしても身体的にバランスが取れなくなってしまう人が多いような気がします。
それを支えてくれる回りの人々によって、後世に残る実績というものがうまれるんでしょうね。
偉人なる人に尊敬の念を込めて1人1人万年筆を渡していく儀式に、かつて羨望の眼差しで見ていた主人公に向けられるシーンが、ノーベル賞を貰った時よりもグッと心に沁みました。
