たす

ビューティフル・マインドのたすのレビュー・感想・評価

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)
5.0
ロンハワード監督作品。
本当に素晴らしかった。。。

事前知識ゼロの状態で視聴。ストーリーとしては途中まんまと裏切られてすごい驚いた。何が本当で何が幻想なのか、わけわからなくて少し怖くなった。「シャッターアイランド」を思い起こす。

後半はずっと胸が痛い。。私がナッシュだったら、とか、奥さんだったら、とか考えたらもう涙が溢れた。何十年も幻覚が見えるってどんなだろう。自分が見えている世界が現実ではない。それでも奥様に支えられながら幻覚と向き合い、うまく自分をコントロールし、アカデミックに活躍する姿は胸打たれる。

最後のペンを渡されるシーンと、ノーベル賞のスピーチのシーンは、すごくすごく感動的。

「数学は正確さにおいては芸術だ。」
統合失調症の彼が言うこのセリフは、説得力があって、でも少しアンバランスで、なんだか好き。

これ実話なのか。。。もうやばい。えぐい。
たす

たす