ラブコメを批評するラブコメっていう多重視点がよかったです。
恋愛とセックスと仕事。関係をややこしくするのはどれだ?恋愛とセックスを分けてるのが、この映画の特徴と思ったけどそんなに珍しいことじゃないのかなー。考え方としては分けてるけど、この映画の中の2人はどれも繋がっているっていう構造。
そんなに簡単に切り離せないよね。健康的で活動的な女性がシンデレラ・コンプレックスを抱えているっていうのが興味深かったです。iPadとかフラッシュモブという現代的な要素がポイントになってるのも楽しかったです。
劇中にもラブコメが出てきて、ラブコメ映画でラブコメを批評するってことにもなってる。ここは最近のヒーローと同じか。それは作品数があるからこそで、日本じゃちょっと出来ないことなのかな、と思った。