水族館へ売り飛ばすためにシャチを生け捕りにしようとした漁師の男。しかし麻酔銃は妊娠したメスのシャチに当たってしまい、そのシャチは子供と共に死んでしまった。海上でその一部始終を番いのオスのシャチが見ていたのだった……というモンスター・パニック作品。
時代的にJAWSの影響を強く受けたにしては全編にしっかりシャチが登場し、映像映えするくらいシャチが活躍するのに驚いた。
しかも70年代後半にしてはシャチがよくできすぎている。
何よりシャチの復讐劇というのも興味深い。
別に漁師の男に感情移入はしなかったが、クライマックスはあまり釈然としないモノだったのが惜しい。
