Gonbe

ハリーの災難のGonbeのレビュー・感想・評価

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.5
のどかな美しい風景の田舎に暮らすのんびりした住人たちが、事件に巻き込まれたらどうなるのか…

死体も美しい紅葉の風景にマッチして、在り方もきちんとしていて、危機感など全然感じないところが面白い。

それぞれの勘違いとそれぞれの秘密と、それを隠したり打ち明けたりをのんびりと繰り返すのがじれったい!
そんなことしていいの?そんなこと言って大丈夫?そんな簡単に決めつけていいの?確認しないの?と心配になってくる。

印象的だったのは、
1.サムが絵が売れた時に多くを望まずすごくいい人に見えたのに、子供のことをちらっと悪い言葉で言ったりして本性がわからなかったところ。
2.男は常に下心ありだなと思ったところ。
3.風景がとても美しかったところ。アメリカバーモント州の小さな村らしい。

普通考えつかないような、こんなのんびりしたスリル映画(ブラックコメディ)作れて、本当に天才だなと思うけど、途中ちょっと退屈してしまった。
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