19世紀末にアメリカのミュージカルの母体を作り上げた“レヴュー王”
フローレンス・ジーグフェルド・ジュニアの半生を描いた作品です。
実家はシカゴの音楽学校であるジーグフェルドは、天才的な舞台演出の才能とスターを見出す眼力で名声を手に入れますが、虚栄心が強く浪費家であったため何度も破産を繰り返すというお話です。
185分という長さの作品です。
ｽﾄｰﾘｰとしての面白みは私的にはそこまでありませんでしたが、舞台演出がとても素晴らしく、1936年にここまでド肝を抜く演出が出来たのかと驚きました。
ジーグフェルドは人間的には女たらしでお金を無駄に使う点で全く魅力を感じませんでしたが、彼の演出能力やプロデュース力はやはり天才的だなと思いました。
