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ポーラー・エクスプレスのteanyのネタバレレビュー・内容・結末

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクスが声優をした作品として話題だったのでずっと気になっていました。Xmasを機会に私も乗車です!

とにかく愉快で不思議。4DXで観たら迫力が凄そうなアトラクションみのすごい作品で驚きました。子供が喜ぶだろうなーと、いちいち感心してしまう発想力。
汽車がバックしてドリフトをカマしちゃうシーンはもうワイルドスピード アイスブレイクやろ!と突っ込んでしまいましたww
あとエルフが本当にプロフェッショナルで最高に好きでしたw

サンタは信じるのに、幽霊は信じない。おかしな子供らしさのある矛盾も面白く、謎の男はきっと幽霊なのだろうな…と思いながら、結局謎のまま終わってしまい「百聞は一見にしかず」がとにかく胸に響く作品でした。
サンタはいても、子供に幽霊がいる事実が残ってはいけないし……というのもあるのかなと勝手に察してしまいました。

音楽も素晴らしく、飽きのないテンポで予想もしない展開ばかり。ほとんど移動ばかりだけど楽しくてすごい映画でした。
オチだけは読めてしまいましたが、真実を囁かな鈴に残していく美しさ。
本当に綺麗な鈴の音でしたね。
穏やかで幸福で、でも大人の私たちにはちょっぴり寂しくなるような終わり。


子供に何が真実で何を信じるべきなのか、「サンタさんはいるんだよー!」とファンシーに押し付けることなく、迷いが出てくる年齢の子供たち本人に問いかけて、クリスマスの「心」を残していくスタイルがなんとも言えずクールでした。

トム・ハンクスも相変わらずの優しく穏やかな良い声!こういう子供向けのストーリーに相性バッチリですね。癒されました。
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